SAP S/4HANA®によるデジタルコア変革 

capgemini-inventcapgemini-invent

リニューアブル・エンタープライズ実現に向けた重要な転換点 


急速な変化が進む現在の環境において、企業のリーダーは、より高い柔軟性と回復力(レジリエンス)を実現するための変革を模索しています。 嵐の中の木々のように、組織にも「しなやかに適応し、状況に応じて対応し、基盤を保ちながら、最終的には成長していく力」が求められています。  
SAP S/4HANA®は、こうした「リニューアブル・エンタープライズ(=変化に強く、継続的に進化し続ける企業)」の中核を担う基盤です。AIや高度な分析技術と融合することで、より高度な意思決定が可能となり、イノベーションや新たなビジネスモデルの創出を支援します。企業は、ERPの中核をシンプル化し、その周辺で新しい価値創出を進めることで、データに基づく実践的なインサイトを生み出し、ビジネス価値の最大化を実現できます。

単なる技術移行ではなく、デジタルを活用した本質的なビジネス変革 

SAP S/4HANA®への移行は、単なるITのアップグレードにとどまらず、企業のあり方そのものを変えるビジネス変革の機会です。SAP S/4HANA®によるデジタルトランスフォーメーションを実現するためには、以下のような重要な問いに向き合う必要があります。 

  • 成果につながるデジタル変革をどのように実現するか 
  • 組織全体をどのように一体化させるか
  • どのようなビジネスケースを描くべきか
  • 社員をどのように巻き込み、主体的に参加してもらうか 

これらの論点を整理し、SAP S/4HANA®によるデジタルコア変革の確固たる基盤を築くには、綿密なスコーピング(構想策定)が不可欠です。 
初期段階から戦略・技術・業界知見を統合的に活用することで、時間とコストを効率化できます。そのためには、適切なケイパビリティを持つパートナーが重要な役割を果たします。

5つのステップで進めるデジタル変革

機会の特定と戦略目標の明確化 

まず、お客様とともに、SAP S/4HANA®による変革で実現したい目標を明確にし、それを達成するための具体的な打ち手(レバー)を特定します。目的は、SAP S/4HANA®の持つ力を最大限に活かし、自社にとって最適な形で活用することです。さらに、業界特有のビジネス機会を踏まえながら、現在の顧客だけでなく、今後獲得したい顧客も視野に入れたビジネスケースを構築します。 その中で、新たな市場機会の創出、企業価値の向上、そして市場からの評価向上につながる可能性も見極めていきます。 

成果物

  • ビジネスおよびデジタルの目標(将来像) 
  • 基本方針(ガイドライン) 
  • 価値創出のポイント(ベネフィットレバー) 
  • 経営層間での方向性の合意 

現状の成熟度評価(エンドツーエンド・アセスメント)

SAP S/4HANA®は単なるIT導入ではなく、企業文化や組織の変革を伴うものです。そのため、デジタル変革を推進できる組織への転換に向けて、阻害要因と推進要因の両面を評価します。また、業務プロセスごとの成熟度モデル(マチュリティグリッド)を活用し、業務・データ・ITそれぞれの将来の方向性を評価するとともに、改善の機会を特定します。

成果物 

  • 現在の成熟度と将来目標の評価 
  • 優先度を付けた改善領域と成長機会 

ターゲットモデルの定義 

SAP S/4HANA®に関する豊富な変革ユースケース、ベンチマーク、実証環境を活用し、SAP S/4HANA®および各種デジタルソリューションによって実現可能なデジタル変革の機会を具体化します。これにより、目指す業務モデルへの影響や、成熟度向上・継続的な進化に向けた道筋を明確にします。本アプローチは、デザイン思考と当社独自の手法(SAP S/4HANA® D-GEM)を活用し、各企業の特性に合わせて最適化された形で提供されます。 

成果物 

  • 将来の業務オペレーティングモデル
  • データモデル 
  • ITアーキテクチャ 

ロードマップとビジネスケースの策定 

企業の目指すべき方向を定め、変化の激しい市場環境に対応するための具体的なロードマップと戦略を策定します。SAPを軸としたデジタルトランスフォーメーションの具体化を支援するとともに、SAP S/4HANA®の価値を最大化するビジネスケースの構築を推進します。さらに、全社にわたる業務への影響を見据え、必要なガバナンス、組織体制、業務プロセスの設計も行います。 変革の成功は最終的に「人」に依存するため、社員の理解と参画を促進する独自のチェンジマネジメント手法(New Change Deal)も活用します。 

成果物 

  • 変革の全体像(トランスフォーメーションパス)
  • 実行ロードマップと基本方針
  • プログラムのビジネスケース 
  • ビジネス変革戦略 
  • 社員エンゲージメントの向上 

ステークホルダーの合意形成(サインオフ) 

変革を成功させるためには、主要な関係者が「何を目指すのか」「なぜ変革が必要なのか」、そして「自分がどのような役割を担うのか」を共通認識として持つことが重要です。 そのために、関係者の理解と納得(バイイン)を得られるよう、ステークホルダー全体の認識を統一し、最終的な合意形成(サインオフ)を支援します。また、変革を推進する社内のキーパーソンに焦点を当てたカスタマイズ型のアセスメントを実施し、組織特性に即した形で合意形成を進めます。これにより、プロジェクトを正しい方向でスタートさせるとともに、全体を通じて推進力(モメンタム)を維持することが可能になります。 

成果物 

  • プログラムの次ステップ(実行計画) 
  • 変革方針およびビジネスケースに関する経営層の合意 
  • プログラム推進に向けた事業部門・関係者の参画 

導入事例

当社は、SAP S/4HANA®によるビジネス変革に向けて、構想策定から設計、実行までを一貫して支援できるエンドツーエンドの専門性を提供します。デジタル変革のビジョンを具体的な形に落とし込み、業務プロセスの標準化・簡素化を実現するデジタルコアとして具現化するとともに、将来のイノベーションを加速する基盤へとつなげます。 

新規導入、既存のSAP Business Suiteからの移行、あるいは複数システムの統合(ランドスケープ統合)など、どのような状況であっても対応可能です。戦略策定と実行の双方における豊富な経験を活かし、お客様の変革の進捗状況に応じてあらゆる段階から参画し、ビジネスの進化を継続的に支える「リニューアブルな基盤」の構築を支援します。 

インサイト 

これまでにない変化の時代をリードするための俊敏性を実現します。 [英語でのご案内]

SAPの顧客はすでに、今後進むべき道はS/4HANAプラットフォームであると認識しています。 [英語でのご案内]

自動車サプライヤー向けSAP S/4HANA®クラウドを活用し、ビジネスを前進させましょう。  [英語でのご案内]

単なるアップグレードではなく、ビジネス変革そのものです