Intelligence, meet Industry.
業界に、インテリジェンス革命を。
製造業・モビリティのDXを推進する最新技術が一堂に会する本イベントに、ぜひご参加ください。急速に変化する製造業界・自動車業界における最新インベーションとインサイトをご体感いただけます。
製造業界・自動車業界は驚異的なスピードで変革を続けています。こうした中、競争優位性を確保するための課題も、スマートファクトリートランスフォーメーション、ソフトウェア開発ライフサイクル、カスタマーエクスペリエンス、サプライチェーン、市場投入までの時間など多岐にわたります。その成功の鍵は、コラボレーションです。
キャップジェミニは、世界をリードする製造業や自動車関連企業のパートナーとして、この変革の中枢を担い、ビジネスエコシステムを基盤としたエンドツーエンドのサービスをご提供しています。バリューチェンのあらゆる段階での成果と、安全かつ持続可能なカスタマーエクスペリエンスの向上を推進します。
イノベーティブ・デモ
「スマートファクトリー化へのデジタルコンティニュイティ構築」、「SDV・AD/ADAS・IVI開発ライフサイクルの高速化」、「AI&データ活用による次世代エンジニアリングへの変革」など、お客様に付加価値をもたらし、顧客体験を向上させる多様なソリューションをご紹介します。Booth[4-1]にお気軽にお立ち寄りいただき、当社のエキスパートによる個別デモンストレーションをご体験ください。
Autowareを基盤とした、世界の一般道路向け
自動運転パイロットシステム「Vision First」
Vision Firstは、世界中の一般道路における真の「ハンズオフ」、「アイズオフ」実現に向けた、自動運転パイロットシステムの初期バージョンです。本システムは、SAE(Society of Automotive Engineers:米国自動車技術会)の自動運転レベル4に準拠しており、ドライバーによる操作や車両周辺の監視を必要としない特定の条件下での完全自動運転を可能にします。
開発目標は、各コンポーネント技術をニューラルネットワークを介して駆動する、エンドツーエンドのAIアーキテクチャ構築にあります。当社の技術ロードマップの一環として、Autoware Foundationと密接に協働しながら、自動車OEM のニーズに基づいて、前面に 8メガピクセルカメラ1台を搭載した 4つのバージョンを開発・カスタマイズ・ファインチューニングしていきます。
<ロードマップ>
- Vision Pilot
- Vision Pilot – Plus
- Vision Pilot – PRO
- Vision Drive
Booth[4-1]での実演に加え、9/19(金)14:00より開催するセミナーでは、Autoware Foundationからエキスパートを招聘し、本システムの開発主旨やグローバルな知見を交えながら、自動運転技術の未来と課題についてパネルディスカッションを行います。ぜひ、ご来場ください。
デジタルツイン導入で、AD/ADAS開発を加速
世界各地の走行データ収集~活用を支援する、統合ソリューション
自律走行車の機能安全性を検証するためには、膨大な数のテストシナリオと、総走行距離が1億kmを超える試験走行が必要です。このような指数関数的に増加するデータを効率的に管理するためには、ITインフラストラクチャを見直し、各部門のニーズに応じたデータアーキテクチャに適応させる必要があります。
本ソリューションは、世界中の実環境で手作業によりデータを収集する従来の方法から脱却し、フォトリアリスティックな仮想環境でのデータ収集を実現します。データ収集から前処理、ラベリング、ハイブリッドクラウドストレージ、アクセス管理までを網羅する、真のエンドツーエンドソリューションです。
<主な特徴>
- 仮想データ収集プラットフォームにより、世界各地の走行データを収集
- 各部門のニーズに応じたデータアーキテクチャへの適応
- 物理的なデータ収集作業の削減により、運用コストとCO₂排出量を低減
- 地上カメラおよびLiDARデータのラベリングサービス
- 複数の衛星地図プロバイダーとの連携を通じて、データの取り込みから認証までを網羅するツールチェーンを構築
- 道路テストやシミュレーション走行から得られる膨大なデータの収集・保存・分析を可能にする、堅牢なシステムとプロセスを提供
ADAS開発におけるVSDP向上を支援する、
仮想ECU統合ソリューション
ADAS開発におけるビークルシステムダイナミックパフォーマンス(VSDP)向上を支援する、仮想ECU統合ソリューションです。
デモでは、AWSクラウド環境での、仮想ECU統合を実演します。主に、シフトレフトとして知られる開発工程の早期段階での、ADASの仮想検証ならびにシステム統合を実証します。デモ構成は、以下の通りです。各コンポーネントは、Ubuntu Linuxで稼働するAWS EC2にホストされたコンテナ内で実行されます。
<コンポーネント>
- CARLA: オープンソース運転シミュレーター
- Autoware: 自動運転システム
- CAN:仮想バスシミュレーション
- Android auto®ヘッドユニット
- AWS VCI:ホスト間のイーサネット通信
※仮想CANバスはAWS VCI上で動作
※各EC2インスタンスに仮想CANインターフェースを提供
※仮想CANバスは、物理世界に拡張され、VPNを介してAWS環境に接続
次世代HMIシステム「Next-Gen HMI」の導入メリットとユースケース
Next-Gen HMI(Human Machine Interface)は、Unityの リアルタイム3DエンジンとQualcommの車載ハードウェア「SA8295P Automotive Development Platform ®(ADP)」を統合した先進的な車載インフォテインメント/クラスターディスプレイシステムです。ADAS、V2X(Vehicle-to-Everything)、ナビ情報を高精細かつインタラクティブに可視化し、ドライバーに直感的で没入感ある体験を提供します。カスタマーエクスペリエンス向上と開発効率化を支援します。
車両の自動化・コネクテッド化が加速する中、従来のHMI開発には次のような課題があります。
―ADASのリアルタイムデータを明確かつ直感的に表示できない
―視覚的な表現力、ハードウェア統合性、シミュレーション環境の拡張性が不足
Next-Gen HMIは、こうした課題に対応し、以下の価値を提供します。
- リアルタイム 3DによるADASビジュアライゼーション
- クラスターとインフォテインメントを統合した2D/3D UI
- V2Xおよびインフラ連携
- Qualcomm車載ハードウェアSA8295P ADP®に対応
- 検証環境から実車へのスムーズな実装
デモでは、V2Iと連携した自動駐車や駐車予約システムなど、未来のユースケースをご紹介します。次世代HMIがもたらす顧客体験と技術的優位性をご体感ください。
先進の製造トレーニング「Spatial Training with Apple Vision Pro®」
空間コンピューティングとリアルタイム3Dを駆使し、Google のAIアシスタントGemini®を統合したインタラクティブかつ没入型のトレーニングソリューションです。柔軟性と拡張性に優れたトレーニング環境の構築を支援し、コスト効率・利便性・学習成果を高めます。
製造現場では、トレーニング運用に際して次のような課題を抱えています。
―現場への物理的な立ち入り
―トレーニング中の設備や機材の破損リスク
―静的なトレーニング環境による知識定着度の低下
Spatial Training with Apple Vision Pro®は、こうした課題に対応し、一貫性のある高品質なトレーニングの運用を可能にします。ユーザとインストラクターは、時間や場所にとらわれることなく、仮想空間上でトレーニングを実行できます。ユーザは仮想工場内を自由に移動しながら、Tabletop 3Dモデルを活用した機械学習や、空間マッピングによる実空間への機械配置など、インタラクティブな体験を享受できます。
Booth[4-1]にお立ち寄りいただき、製造業界・自動車業界の未来のトレーニングの在り方をご体験ください。
生成AIで加速する、組み込みソフトウェア開発
―グローバル動向と知見―
本デモでは、「要件定義から設計・コード生成・テストまでの開発工程全般」、「プログラミング言語のモダナイゼーション」、「文書検索・作成」に、生成AIを適用して、開発期間の短縮と品質向上を実現する手法をご紹介します。特に、リアルタイムOSやADAS、IVI(In-Vehicle Infotainment / 車載インフォテインメント)といった自動車向けの複雑なソフトウェア開発においては、AIによる自動化と最適化が大きな効果を発揮します。
キャップジェミニでは、AIによるコード生成だけでなく、要件定義からテストまでを一貫して支援する統合型アプローチを採用しています。
Booth[4-1]にお立ち寄りいただき、生成AI活用のリーディングカンパニーとして世界的に高い評価を得ている、当社の具体的なソリューションをご視察ください。
世界最高水準のIT-OT統合ソリューション「VisionOps」
PLM-MES等を有機的に接続して、製造現場からのリアルタイムデータの取得を可能にする世界最高水準のIT-OT統合ソリューションです。運用の可視化を強化し、迅速かつ的確な意思決定を支援することで、製造業の競争力向上に貢献します。
スマートファクトリ―化に向けてデジタルコンティニュイティ戦略を加速させる上で、多くの企業が、プロセスの最適化に不可欠なタイムリーな生産情報の共有に、課題を抱えています。
VisionOpsは、こうした課題に対応し、以下の価値を提供します。
- プロセス最適化:PLMからMESへBOM(Bill of Materials)、BOP(Bill of Process)、BOE(Bill of Equipment)を転送
- 意思決定支援:現場のリアルタイムデータとインサイトで、業務効率・生産性向上
- アセット最適化:稼働状況を監視・最適化し、管理コストと複雑性を低減
- PLC-MES統合:Kepware OPC経由で、PLCとOpcenter Execution(MES)を統合
- 異種のPLM-MES統合: CN4TゲートウェイでOpcenter(MES)とTeamcenter(PLM)を接続し、PLMからMESへのBOM、BOPのスムーズな転送を実現
MES実装に生成AIを活用―
製造業向けスマートアシスタント「MES Copilot」
製造現場の専門家(Subject Matter Expert)向けに設計された、スマートなアシスタントツールです。工場から収集される膨大なデータを効率的に管理・可視化し、意思決定および業務効率化を支援します。
製造業のデジタル化が加速する中、製造現場では次のようなニーズが顕在化しています。
― 工場データを簡潔かつ分かりやすく整理するツール
― 専門家が情報をすぐに活用できる環境
― 作業員がより付加価値の高い業務に集中できる仕組み
MES Copilot®は、こうしたニーズに対応し、以下の価値を提供します。
- スマートアシスタント:工場の最新情報をリアルタイムで提供
- ドキュメント自動生成:各種MESに対応したフォーマットで文書を作成
- 多言語対応:データや文書を多言語に翻訳・生成
- 簡単導入:プラグ&プレイで、既存の工場システムにスムーズに統合可能
デジタルコンティニュイティ戦略を支える、
データ交換ソリューション「Capgemini Connect」
3DEXPERIENCEとTeamcenter間のシームレスなデータ交換を可能にするデジタルコンティニュイティ・ソリューションです。キャップジェミニの統合力で、エンジニアリングから製造までデジタルバリューチェーン全体をエンドツーエンドで支援します。SSOT(Single Source of Truth)確立、デジタルツイン、検証・妥当性確認(V&V)を促進し、製品開発プロセスにおけるリスク軽減と製造コスト削減を実現します。
製造業界では、スマートファクトリーの実現に向けて、デジタルコンティニュイティ戦略への移行が加速しています。この変革では、意思決定の迅速化と全体リードタイム短縮が重要な課題とされており、SSOTによるデータの可視化が求められています。また、多くの自動車OEMでは、複数PLMプラットフォームが共存しており、シームレスなデータ交換が不可欠です。
Capgemini Connectは、こうした課題に対応し、以下の価値を提供します。
- シームレスなデータ交換:異なるプラットフォーム間での、高信頼なデータ交換
- リスク軽減とコスト削減:手作業削減によるヒューマンエラーを最小化
- データ統合:エンジニアリングと製造を横断する統合ビューを提供
- 意思決定の迅速化:リアルタイムデータの活用によるサイクルタイム短縮
サステナブルな製造を支援する統合ソリューション、
PLMシステム+カーボン管理アプリ「SiGreen®」
SiGreen®は、製品カーボンフットプリント(PCF)をリアルタイムかつ動的に追跡・管理できる、SiemensのWEBアプリケーションです。サプライヤー固有のデータを活用することで、より正確なCO₂排出量を把握でき、信頼性の高いサステナビリティ情報の取得を可能にします。
キャップジェミニは、PLM、PCF 設定、PLMのコスト管理設定における豊富な実績を活かし、SiGreen®をPLMシステムに統合することで、PLM内のPCFを管理しサステナブルな製品設計を推進します。企業の環境経営および競争力の強化に資する統合ソリューションです。
<SiGreen®の特徴>
- サプライチェーン全体のCO₂排出量を追跡・可視化・管理
- 環境負荷低減に向けた意思決定を支援
- PLMとの統合により、BOM転送を効率化
- 規制対応をサポート
eVTOLの操縦を仮想環境でリアルに再現
フライトシミュレーター:Flight Simulator
コンセプトカーである都市型空飛ぶクルマ「eVTOL」(electric-Vertical Take-Off and Landing)向けにカスタマイズ開発したシミュレーションプラットフォームです。未来の空の移動手段として注目されるeVTOLの操縦を、仮想環境でリアルに再現します。キャップジェミニのエンジニアリング力が実現する未来の空のモビリティをご体感ください。
セミナー
会場:Hall-1 新製品・新技術セミナー ~New Tech Trend~ 会場 ②
製造現場のエッジコンピューティングから、車両エンジニアリング、ADAS開発、新たなビジネスモデルやカスタマーエクスペリエンスの創出まで、今日の製造業・モビリティの未来を形作るホットなトピックを取り上げます。ぜひ、ご来場ください。
Day 2:Autowareを基盤とした、
世界の一般道路向け自動運転パイロットシステム「Vision First」
9月18日(木)13:00~13:30 Hall-1
登壇者:Muhammad Zain Khawaja氏
Autoware Foundation / Managing Director of Product
自動運転分野で10年超の実績を有する。オックスフォード大学でコンピュータービジョン、ロボティクス、AIを専攻し、工学修士号を取得。英・自動運転スタートアップPropelmee社を創業しCEOとして牽引。その後、シュミレーションと仮想世界を事業とするChallau社を設立。現在は、Autoware Foundationの技術開発から製品戦略までを統括し、商業化と実用化を見据えた自動運転技術の開発に注力している。
登壇者:熊谷 太一郎(Taichiro Roy Kumagai)
キャップジェミニ株式会社 / エンジニアリングR&D事業部 Vice President 兼 Managing Director
通信機器・エレクトロニクスのグローバル企業、総合コンサルティングファームを経てキャップジェミニに参画。通信、ハイテク、テクノロジー、ソフトウエア産業にて25年超の実績を有する。現在は、日本と国外に拠点をもち、国内外の製造・重工業、自動車産業など多業種の事業会社を支援。R&Dにおける戦略・企画策定支援、構造変革・実行、運用管理など幅広い領域に従事している。
Day 3:製造現場におけるデジタル技術拡張のカギを握る、
エッジとクラウドのハイブリッドコンピューティング導入手法
9月19日(金)14:00~14:30 Hall-1
貴社の製造現場では、生成AIの導入に必要なすべての機能が備わっていますか?本セミナーでは、エージェント導入に際して考慮すべきポイントを整理し、新たなデジタル技術によって製造現場のDX加速させる上で、エッジとクラウドのハイブリッドコンピューティングが果たす重要な役割についてご紹介します。さらに、グローバルな成功事例を交えながら、ハイブリッドエッジクラウド・フレームワークとその導入メリットについて、ロードマップ、アーキテクチャ、アクセラレータの観点からお話します。
登壇者:Sangramsinh Ghorpade
キャップジェミニ株式会社 / デジタルコンティニュイティ&製造業部門ヘッド
エンジニアリングITソフトウェア分野のエキスパートとして、コンサルティング・DM・PLM・MES・IoT領域で19年超の実績を有する。現職ではAPAC全域のデジタルマニュファクチャリングポートフォリオマネジメントを統括し、戦略的イニシアチブ推進と革新的ソリューション導入を担う。
(※デモ、セミナーの内容は一部変更が生じる場合があります。最新情報をご確認ください)
AIとデータの力で、製造とエンジニアリングに
新たな息吹を吹き込む
未来の工場は、ハイパーコネクテッドでスマートな、自律的かつ持続可能な存在へと進化します。さらに、高い適応性と最適な資源活用を兼ね備えています。(※リンク先は英語でのご案内となります)
エンドツーエンドの最適化されたプロセスを実現する、エコシステムによるAD/ADAS開発手法をご体感ください。(※リンク先は英語でのご案内となります)
アイデア、エンジニアリング、製造、アフターサービスを 1 つの統合デジタルコラボレーションにシームレスに統合することで、製品ライフサイクル全体にわたるエンドツーエンドのデジタルコンティニュイティを実現します。(※リンク先は英語でのご案内となります)