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キャップジェミニ、WNSを買収へ  ― エージェンティックAIを活用したインテリジェント・オペレーション分野での世界的リーダーを目指す

July 07, 2025
  • エージェンティックAI(Agentic AI)への戦略的投資を通じて、企業のエンドツーエンドの業務プロセスを変革し、インテリジェント・オペレーション分野におけるリーダーの地位を確立
  • エージェンティックAIによって加速する業務変革のニーズに応えるべく、デジタルBPS分野のリーディングカンパニーを買収。両社の技術力と事業規模を統合することで、戦略的成長機会を確実に捉える
  • 本取引は、キャップジェミニの売上成長と営業利益率に即座にプラスの効果をもたらす見込み
  • 2026年には、シナジー効果を除いた場合でも調整後EPS(1株当たり利益)を4%押し上げ、2027年にはシナジー効果を含めて7%の増加を見込む
  • キャップジェミニは、WNSを1株あたり76.50米ドルの現金で買収する正式契約を締結
  • 本取引は両社の取締役会で全会一致で承認されており、年内の完了を予定

パリ、2025年7月7日 — ビジネスならびにテクノロジートランスフォーメーションのグローバルパートナーであるキャップジェミニ(Euronext Paris: CAP)と、デジタル主導のビジネス変革およびサービス企業であるWNS(NYSE: WNS)は本日、キャップジェミニがWNSを1株あたり76.50米ドルの現金で買収する正式契約を締結したことを発表しました。本買収価格は、WNS株式の過去の平均株価に対してプレミアム(上乗せ)を提供するものであり、過去90日間の平均株価[1]に対しては28%、過去30日間の平均株価に対しては27%、そして2025年7月3日時点の終値に対しては17%のプレミアムとなっています。買収にかかる総現金対価は、WNSの純有利子負債[2]を除いて33億米ドルとなります。また、本取引はキャップジェミニにとって即時的な財務的効果をもたらすと見込まれており、2026年にはシナジー効果を除いた場合でも調整後EPS(1株当たり利益)を4%押し上げ、2027年にはシナジー効果を含めて7%の増加が見込まれています。本取引は、キャップジェミニおよびWNSの両社の取締役会において全会一致で承認されました。

キャップジェミニ本社にて、キャップジェミニCEOのAiman Ezzat とWNS CEOのKeshav R. Murugesh氏が、買収契約締結を記念して握手

キャップジェミニ CEO Aiman Ezzatは次のように述べています。「企業は今、業務全体の変革に向けて、生成AIやエージェンティックAIの導入を急速に進めています。ビジネス・プロセス・サービス(BPS)は、エージェンティックAIの活用を示す代表的な分野となるでしょう。今回のWNSの買収により、キャップジェミニは業界別の専門性と事業規模を獲得し、従来型BPSからエージェンティックAIを活用したインテリジェント・オペレーションへのパラダイムシフトによって生まれる戦略的な成長機会を確実に捉えることができます。両社が一体となることで、業務や業界に関する深い知見と、テクノロジーやコンサルティングの力を掛け合わせ、AIによる業務変革を支える新たなリーダーとしてのポジションを確立します。両社の統合により、コンサルティング、テクノロジー、プラットフォーム、そして業務・業界に関する深い専門知識が融合され、AIを活用した業務プロセス変革を支援する「インテリジェント・オペレーション」分野において、確固たるリーダーとしての地位を築きます。これにより、クライアントはハイパーオートメーションによる効率性と俊敏性を実現し、より優れたビジネス成果を達成できるようになります。

WNSは、高成長・高収益性・高耐性を兼ね備えたデジタルBPSを提供しており、当社にとってインテリジェント・オペレーション分野への重要な足がかりとなります。また、米国市場におけるプレゼンスの拡大にも大きく貢献します。両社の補完的なサービスと顧客基盤を統合することで、即時的なクロスセルの機会も創出されるでしょう。WNSの優れたグローバルチームをキャップジェミニに迎え入れることを、心より楽しみにしています。」

WNS CEO Keshav R. Murugesh氏は次のように述べています。「デジタルBPS分野のリーダーとして、私たちは次なる変革の波が、戦略的価値を引き出すインテリジェントかつ業界特化型のオペレーションによってもたらされると確信しています。すでにデジタル化を進めた企業は、今やAIを中核に据えた業務モデルの再構築、すなわち“自動化から自律化”への移行を目指しています。私たちの業界・業務に関する深い専門性に、キャップジェミニのグローバルな展開力、最先端の生成AIおよびエージェンティックAI技術、強固なパートナーエコシステム、そして高度なテクノロジープラットフォームを組み合わせることで、企業の変革を加速させる強力な価値提案が可能になります。WNSの業界横断的かつ業界特化型のソリューションは、キャップジェミニの急成長中のビジネスサービス領域を大きく強化し、あらゆる業界において次世代のデータ駆動型オペレーションを実現します。さらに、両社が共有する価値観や文化的な親和性、補完的な顧客基盤により、スムーズな統合が可能となり、イノベーション、共創、そして持続的な成長に向けた新たな機会が生まれると確信しています。」

WNS取締役会会長 Timothy L. Main氏は次のように述べています。「WNSとキャップジェミニは、インテリジェント・オペレーションに対する大胆かつ未来志向のビジョンを共有しています。キャップジェミニは、WNSの能力をさらに拡張し、イノベーションを加速させることで、この急速に進化する市場においてリーダーシップを確立するための理想的なパートナーです。今回の買収は、WNSの成長における重要な節目であり、AIを活用した先進的なソリューションを通じて、クライアントのレジリエンス(変化への対応力)と俊敏性を高めるとともに、投資家には持続的な価値を、従業員にはグローバルなテクノロジー企業の一員として新たなキャリアの可能性を提供するものです。」

WNS:成長性と収益性に優れたデジタルBPS市場のリーダー

WNSは、業界特化型の深い知見と、ビジネスプロセスマネジメント、テクノロジー、アナリティクス、AIに関する高度な専門性を融合させ、クライアントに独自の競争優位性を提供する信頼性の高いビジネス変革パートナーです。同社は、8つの主要業界にわたり、デジタル主導の変革ソリューションを展開。高度に自動化されたプラットフォームを活用し、より優れたビジネス成果を実現しています。このような運営モデルにより、クライアントの日常業務に不可欠な戦略的パートナーとしての地位を確立し、長期契約と継続的な収益を生み出す関係を築いています。また、グローバルなデリバリーネットワークとパートナー企業との連携を強化することで、ユナイテッド航空、アビバ、M&T銀行、セントリカ、マッケイン・フーズなど、世界有数の企業[3]にサービスを提供しています。

WNSの高品質なビジネスモデルは、非線形な価格設定と高い収益性に支えられており、過去3会計年度[4]において年平均約9%(恒常為替ベース)の売上成長を達成。2025年度には売上高12億6,600万ドル[5]、営業利益率18.7%[6]を記録しました。

世界中の企業が、効率性の向上と成長の加速を支援する戦略的パートナーを求めている中、WNSはそのニーズに応える存在として、2026年度に7〜11%の売上成長を目標としています。

即時的な価値の創出

本取引により、キャップジェミニは、業種横断的(水平)および業界特化型(垂直)のプロセスに関する専門性を融合させ、グローバルに展開するデジタルBPS分野のリーダーとしての地位を確立します。2024年には、デジタルBPS分野における売上が合計19億ユーロに達する見込みであり、キャップジェミニは、クライアントのビジネスおよびテクノロジートランスフォーメーションを支援する体制を一層強化します。

また、WNSとキャップジェミニの補完的なサービスおよび顧客基盤の統合により、即時的なクロスセル(相互販売)の機会が創出されます。さらに、本取引は、インテリジェント・オペレーションという戦略的成長分野における市場機会を捉えるための強固な基盤づくりにもつながります。

インテリジェント・オペレーション:エージェンティックAIがもたらすパラダイムシフトと戦略的機会

グローバル企業にとって、生成AI(Gen AI)やエージェンティックAI(Agentic AI)を活用して価値を創出する最大の機会は、業務やビジネスプロセスの根本的な再設計にあります。
企業が「AI駆動型企業」へと進化し、業界をリードする存在となるために、AIへの投資の多くがこの分野に集中しています。この潮流の中で、新たなビジネスプロセスサービスの形態である「インテリジェント・オペレーション」への需要が急速に高まっています。

インテリジェント・オペレーションは、コンサルティング主導のアプローチにより、業種横断・業界特化のビジネスプロセスを、生成AIやエージェンティックAIを活用して変革・運用するものです。プロセスのハイパーオートメーション(超自動化)を通じて、効率性・スピード・柔軟性を高めると同時に、データ・AI・デジタルの融合により、ビジネス成果を飛躍的に向上させます。

AI技術の進化は、ビジネスプロセスサービスの提供モデルを、従来の労働集約型から、コンサルティング主導・テクノロジー駆動型へと大きく転換させています。クライアントの関心も、単なるコスト削減から、エンドツーエンドでの価値創出とビジネス成果の最大化へとシフトしています。この変化は、トランザクションベース、サブスクリプションベース、成果報酬型といった非線形な収益モデルの拡大を促し、新たなビジネス機会を生み出しています。こうした背景のもと、インテリジェント・オペレーションは、今後の成長を牽引する戦略的市場機会として、急速にその存在感を高めています。

インテリジェント・オペレーション分野でのリーダーシップ確立に向けた能力と規模の融合

キャップジェミニとWNSは、すでにインテリジェント・オペレーション分野において先駆的な取り組みを進めています。キャップジェミニは、コンサルティング主導によるエンドツーエンドの業務変革、先進的なAIツールとテクノロジースタック、BPSプラットフォームを活用。一方、WNSは、業界特化型のAI主導ソリューションを展開しており、最近ではKipi.ai[7] の買収により、データ、アナリティクス、AIの能力をさらに強化しています。

両社の統合は、インテリジェント・オペレーション分野におけるリーダーシップを確立するための触媒となり、戦略・変革コンサルティングから、業種横断・業界特化の専門性、プラットフォーム提供、そして高度なAI・テクノロジー能力に至るまで、他に類を見ないケイパビリティと規模を提供します。

また、この統合は、キャップジェミニがAI分野において行ってきた多大な投資――トレーニング、ソリューション開発、Microsoft、Google、AWS、Mistral AI、NVIDIAなど25の戦略的パートナーとの連携――を最大限に活用するものです。2024年には、生成AI関連の受注額が9億ユーロを超え、クライアントからの高い評価に加え、Forrester、IDC、ISGなどの市場アナリストからもリーダーとして認識されています。

本取引は、AIを活用した企業への変革を目指す企業にとって、キャップジェミニが真のビジネスおよびトランスフォーメーションパートナーであることをさらに強く印象づけるものとなります。

価値創出

2024年の暦年ベースの公開情報に基づくと、キャップジェミニとWNSの統合後の企業体は、売上高233億ユーロ、営業利益率13.6%を達成していたと見込まれます。

この統合により、2026年にはシナジー効果を除いたベースでも、キャップジェミニの調整後1株当たり利益(EPS)に対して4%の増加が見込まれています。

また、2027年末までに、売上面でのシナジー効果は年間1億〜1億4,000万ユーロ、コストおよびオペレーティングモデルにおけるシナジー効果は年間税引前で5,000万〜7,000万ユーロに達する見込みです。

これらのシナジー効果を反映すると、2027年には調整後EPSの増加率は7%に達する見通しです。

スムーズな統合

WNSとキャップジェミニは、共通の価値観と文化的親和性を有しており、これまでの統合実績を活かすことで、両社のチームの円滑な統合が期待されます。WNSの事業は、キャップジェミニのグローバル・ビジネス・サービス部門にスムーズに統合される予定です。

取引の概要とスケジュール

本取引は、ジャージー法に基づく裁判所認可スキーム・オブ・アレンジメント(Scheme of Arrangement)により実施されます。キャップジェミニおよびWNSの取締役会は、本取引を全会一致で承認しています。

取引の完了には、ジャージー王立裁判所およびWNS株主による承認、ならびに所定の規制当局の承認およびその他の条件の充足が必要です。取引の完了は、2025年末までに行われる見込みです。

取引条件の詳細は、米国証券取引委員会(SEC)のウェブサイト(http://www.sec.gov)およびWNSのウェブサイト(https://www.wns.com)にて、無償で閲覧可能となる予定です。

資金調達について

キャップジェミニは、本取引に関連する資金として、総額40億ユーロのブリッジファイナンスを確保しています。この資金は、WNS株式の取得にかかる33億ドル、約4億ドルの純負債および類似の債務[8]、さらに2025年6月に償還された8億ユーロの社債をカバーするものです。

同社は、このブリッジローンを約10億ユーロの手元資金と、残額を新たな債券発行によってリファイナンスする計画です。

2025年第2四半期および上期の業績見通し

キャップジェミニは、2025年第2四半期の為替一定ベースでの前年同期比成長率が、第1四半期の▲0.4%をやや上回る見通しとしています。また、2025年上期の営業利益率は、前年同期と同水準の12.4%となる見込みです。

なお、本発表の性質およびタイミングにより、実際の第2四半期および上期の業績は、上記の見通しと若干異なる可能性があります。2025年上期の決算発表は、予定通り2025年7月30日に行われる予定です。

2025年の業績見通し(本取引を除く)

今回の取引は2025年の業績見通しには織り込まれておらず、以下の目標に変更はありません:

  • 為替一定ベースでの売上成長率:▲2.0%〜+2.0%
  • 営業利益率:13.3%〜13.5%
  • オーガニック・フリーキャッシュフロー:約19億ユーロ

カンファレンスコールのご案内

キャップジェミニCEOのAiman EzzatとCFOのNive Bhagatが、本件発表についてコメントする音声ウェブキャスト(英語のみ)を、本日以下の2回にわたり開催します:

  • 第1回:パリ時間 午前8時(CET)
  • 第2回:パリ時間 午後3時(CET)

両セッションの録音は、上記リンクからイベント終了後に視聴可能となり、1年間公開される予定です。

本発表に関連するすべての資料は、キャップジェミニの投資家向けウェブサイトに掲載されます。https://investors.capgemini.com/en/.

重要なお知らせ

本発表は情報提供のみを目的としており、有価証券の購入、取得、売却、またはその他の処分、あるいは投票や承認の勧誘を意図するものではなく、いかなる法域においても違法となるような申し出や勧誘を構成するものではありません。本取引に関連して、WNSは株主に対して「スキーム文書(scheme document)」と呼ばれる取引に関するサーキュラーを提供し、米国証券取引委員会(SEC)に提出する予定です。また、その他の関連文書をSECに提出する可能性もあります。

このスキーム文書には、本取引のすべての条件および条項、ならびにWNS株主による投票に関する詳細が記載される予定であり、WNSの株主に送付またはその他の方法で提供されます。本取引および関連事項に関する重要な情報が含まれますので、取引に関する判断や対応は、必ずこのスキーム文書の内容に基づいて行ってください。

WNSの株主の皆様へ:
スキーム文書およびSECに提出されるその他の関連文書には、本取引に関する重要な情報が含まれますので、これらの文書が入手可能になり次第、必ずご確認ください。

スキーム文書およびその他の関連文書は、入手可能になり次第、米国証券取引委員会(SEC)のウェブサイト(http://www.sec.gov)にて無償で入手できます。
また、WNSの株主は、スキーム文書が入手可能になり次第、WNSのウェブサイト(https://www.wns.com)からも無償でコピーを取得することができます。

勧誘に関与する関係者について

キャップジェミニ、WNSおよびそれぞれの一部の取締役・役員は、本取引に関連して、WNS株主からの委任状勧誘に関与するものと見なされる可能性があります。これらの関係者に関する追加情報(保有証券などによる直接的または間接的な利害関係を含む)は、スキーム文書およびSECに提出されるその他の関連文書に記載される予定です。 WNSの株主およびその他の関係者は、WNSのSEC提出の定期報告書(https://www.wns.com にて閲覧可能)を通じて、WNSの取締役および役員に関する詳細情報を無償で入手できます。また、キャップジェミニの取締役および役員に関する情報は、キャップジェミニの最新のユニバーサル・レジストレーション・ドキュメント(Document d’Enregistrement Universel)に記載されており、https://www.capgemini.com/us-en/ にて閲覧可能です。

将来予想に関する記述

本発表に含まれる情報、ならびに本取引に関する口頭での説明や、WNS、キャップジェミニ、またはキャップジェミニ・グループのいずれかのメンバーによって公開されたその他の情報には、「将来予想に関する記述(forward-looking statements)」が含まれている、またはそのように見なされる可能性があります。これには、キャップジェミニおよびWNSの成長加速や、本取引がキャップジェミニの株主にとって価値をもたらす性質であることなどが含まれます。「anticipates(予想する)」「expects(期待する)」「believes(信じる)」「intends(意図する)」「estimates(見積もる)」「plans(計画する)」「projects(予測する)」「may(〜かもしれない)」「would(〜だろう)」「will(〜する予定)」「should(〜すべき)」「continue(継続する)」などの語句や、それらの否定形、類似の表現は、将来予想に関する記述を示すものです。これらの記述は将来に関するものであり、過去の事実に基づくものではなく、キャップジェミニおよびそのグループ企業(本取引後のWNSおよびその子会社を含む「ポスト・トランザクショングループ」)が今後事業を展開する環境や戦略に関する現在の期待および多数の仮定に基づいています。そのため、実際の結果は、これらの記述に明示または暗示された内容と大きく異なる可能性があります。これらの将来予想に関する記述は、キャップジェミニまたはポスト・トランザクショングループの将来の展望、事業戦略、取引の予定時期や範囲などに関するものであり、歴史的事実ではありません。これらの記述に影響を与える可能性のあるリスクや重要な要因については、キャップジェミニの最新のユニバーサル・レジストレーション・ドキュメント(https://www.capgemini.com/us-en/)に記載されたリスク情報をご参照ください。本取引に関連するリスクとしては、規制当局や株主からの承認取得を含む取引完了条件が予定通りに満たされない可能性や、取引および資金調達に伴う予期せぬ困難や費用の発生が挙げられます。また、取引の時期に関する不確実性、訴訟やその他の法的課題の発生、さらには従業員・顧客・サプライヤーの離脱リスクなども考慮すべき要素です。加えて、コスト削減やシナジー効果の実現が遅れる、あるいは達成されない可能性や、金融市場および経済・政治情勢の変動も影響を及ぼす可能性があります。さらに、WNSの事業に固有のリスクについては、米国証券取引委員会(SEC)に提出された定期報告書に記載されており、これらも本取引およびその後の事業運営に悪影響を及ぼす可能性があります。コスト削減やシナジー効果に関する記述は、将来の行動や状況に依存するため、実現しない、または予想と大きく異なる可能性があります。ポスト・トランザクショングループの規模により、追加的な事業変更が生じる可能性もあり、結果として、想定されたコストシナジーが大きく上回る、または下回る可能性があります。これらの将来予想に関する記述は、本発表日現在の入手可能な情報に基づいており、キャップジェミニは、これらの記述を将来的に更新または修正する義務を明示的に否認します。過去の実績は将来の成果を保証するものではなく、将来の結果を予測する根拠として依拠すべきではありません。WNSの買収による財務的影響や将来の業績に関する記述は、経営陣による業績予想ではなく、実際の結果は大きく異なる可能性があります。

キャップジェミニについて

キャップジェミニは、ビジネスならびにテクノロジートランスフォーメーションのグローバルパートナーとして、企業が“デジタル世界”と“持続可能な世界”への移行を加速できるようご支援し、組織と社会へのインパクトを目に見える形で生み出しています。当グループは、世界50か国以上、約34万人の使命感あふれる多様性に富んだチームメンバーから成る組織です。55年超にわたり培ってきた豊富な実績を有し、幅広いビジネスニーズへの対応をテクノロジーの力で支援するパートナーとして、お客様から厚いご信頼をいただいています。AI、生成AI、クラウド、データ領域で市場をけん引する能力を発揮し、各業界に対する深い専門知識とパートナーエコシステムを組み合わせ、戦略・設計からエンジニアリングまでを網羅する強みを活かして、エンドツーエンドのサービスやソリューションをご提供しています。2024年のグループ売上高は221億ユーロです。

Get the future you want  – 望む未来を手に入れよう  |  https://www.capgemini.com/jp-jp

WNSについて

WNSは、デジタル主導のビジネス変革およびサービスを提供する企業です。業界に特化した深い専門知識と人材、テクノロジー、AIを融合させ、600社を超えるクライアントとともに、さまざまな業界において革新的なソリューションを共創しています。WNSは、業界別ソリューション、カスタマーエクスペリエンス、財務・会計、人事、調達、リサーチ&アナリティクスなど、ビジネスのデジタル未来を再構築するための幅広いサービスを提供しています。2025年3月31日時点で、WNSは世界64拠点に64,505名のプロフェッショナルを擁しており、カナダ、中国、コスタリカ、インド、マレーシア、フィリピン、ポーランド、ルーマニア、南アフリカ、スリランカ、トルコ、英国、米国などに拠点を展開しています。

詳細は公式ウェブサイト(www.wns.com)をご覧ください。


[1] 出来高加重平均価格(VWAP)

[2] 2025年3月31日時点におけるWNSの純有利子負債はごくわずかでした

[3] WNSの顧客は公開情報に基づいています

[4] WNSの会計年度は毎年3月31日に終了します。直近3会計年度は2025年3月期までを指します

[5] 売上高は、修繕費支払いを差し引いた後の金額を示しています

[6] WNSの「調整後営業利益」は、キャップジェミニの営業利益定義に合わせるため、ソフトウェア等の無形資産償却費を営業利益の上に再分類しています

[7]  Kipi.aiの買収に関する詳細は、以下のリンクをご参照ください:
https://ir.wns.com/news-releases/news-release-details/wns-acquires-kipiai-expand-data-analytics-ai-capabilities

[8] 制限付き株式ユニット(RSU)に関連して支払われる対価を含みます