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キャップジェミニ、Unityのデジタルツイン・プロフェショナルサービス部門を買収。リアルタイム3D技術活用による企業のDX加速へ

February 22, 2024

2024年2月22日、パリ/サンフランシスコ発】– キャップジェミニと、リアルタイム 3D(RT3D)コンテンツの制作および成長を支援する世界有数のプラットフォームであるUnity(NYSE:U)は、本日、戦略的パートナーシップを拡大することを発表しました。今回のパートナーシップ拡大で、キャップジェミニは Unityのデジタルツイン・プロフェッショナルサービス部門を継承し、部門のメンバーはキャップジェミニに移籍合流します。これにより、世界でも最大規模にUnityエンタープライズ開発者を揃えることになります。この戦略的パートナーシップでは、デジタルツインの産業アプリケーション向けの市場をリードするリアルタイム3D(RT3D)ビジュアライゼーションソフトウェアの開発と実装の加速をめざします。これにより、エンドユーザーは、物理的なシステムを視覚的に捉え・理解し、それを操作できるようになり、インテリジェントインダストリーの重要な促進要因となります。今回の取引は2024年の第2四半期に完了する予定です。


Unityのデジタルツイン・プロフェッショナルサービスチームは、過去5年間にわたり、多くの企業と協働し、ビジネス成果を促進するリアルタイム 3D ソリューションを開発してきました。企業による物理世界とデジタル世界を融合させる動きが加速する中、クライアントは、デジタルツインの産業利用を通じて大きな価値を創出するために、RT3Dソフトウェア機能とビジネス変革、設計、エンジニアリングの専門知識を組み合わせたソリューションを求めています。このパートナーシップにより、Unityソフトウェアのリーチと規模は、キャップジェミニによって拡大します。より多くの組織が RT3Dの導入、活用、発展を促進し、このテクノロジーの限界をさらに押し広げ、没入型体験を構築・拡張できるようになります。
キャップジェミニ・エンジニアリングのCEO兼グループ執行役員のウィリアム・ロゼのコメント:「Unityのリアルタイム3Dテクノロジーは、さまざまなプラットフォームやデバイスでのビジュアライゼーションにおける業界標準として揺るぎない地位を確立しています。そのため、Unityのリアルタイム3Dテクノロジーは研究開発から製造、運用、サービスに至るまで、インテリジェント製品のバリューチェーンに欠かせない重要な役割を果たしています。Unityとの新たな契約により、キャップジェミニはエンドツーエンドのビジネス変革サービスに3Dビジュアライゼーションソフトウェアの機能を組み込むことができるようになります。そして、クライアントがインテリジェントインダストリーの即時、および長期的なメリットを享受できるように支援いたします。」
UnityのCEOである Jim Whitehurstのコメント:「 Unityはエンタープライズ市場における成長が著しく、クライアントの需要に供給が追い付かないほどです。キャップジェミニは、デザインやエンジニアリングからビジネス変革やデータの専門知識まで、幅広いサービスとスケールを提供しており、業界の企業クライアントが特定のユースケースに基づいて、Unity テクノロジーのビジネス価値を最大限に活用するのに最適なパートナーとなることでしょう。」

この契約の一環として、キャップジェミニは、現在需要が高まっているセクター向けのソリューションを大幅に拡張する予定です。特に自動車、消費財・小売業、エネルギー・公益事業、航空宇宙・防衛、ヘルスケア・ライフサイエンス、工業製品・製造などへ向けて提供するサービスに以下を含める予定です。

  • シミュレーション:資産、施設、または製品をデジタルで表現し、高度なモデリングを通じて現実世界の対応物を模倣することで、リアルタイムの洞察を提供し、将来のシナリオを再現。
  • ヒューマン・マシン・インターフェース:車載インフォテインメント(IVI)、メーター(ゲージクラスター)、および追加スクリーンのインタラクティブな体験を提供。
  • 没入型トレーニング:インタラクティブな3Dや拡張現実(AR)、仮想現実(VR)を活用した魅力的なトレーニングを通じて、知識の定着を図り、安全な職場職場を実現。

キャップジェミニについて

キャップジェミニは、お客様のビジネストランスフォーメーションならびにテクノロジートランスフォーメーションのグローバルパートナーです。企業が“デジタル世界”と“持続可能な世界”への移行を加速できるようご支援し、組織と社会へのインパクトを目に見える形で生み出しています。当グループは、世界50か国以上、約34万人の使命感あふれる多様性に富んだチームメンバーから成る組織です。55年にわたり培ってきた豊富な実績を有し、幅広いビジネスニーズへの対応をテクノロジーの力で支援するパートナーとして、お客様から厚いご信頼をいただいています。AI、クラウド、データ領域で市場をけん引する能力を発揮し、各業界への深い専門知識とパートナーエコシステムを組み合わせ、戦略・設計からエンジニアリングまでを網羅する強みを活かして、エンドツーエンドのサービスやソリューションをご提供しています。2023年のグループ売上高は225億ユーロです。

Get The Future You Want – 望む未来を手に入れよう | www.capgemini.com/jp-jp/

Unity について

Unity は、インタラクティブなリアルタイム 3D(RT3D)コンテンツと体験を構築し、成長させるための、世界有数のプラットフォームです。
UnityのソフトウェアおよびAIソリューションの包括的なセットは、コンテンツクリエイターをあらゆる規模でサポートし、開発ライフサイクル全体を通じて支援します。これにより、モバイル端末、タブレット、PC、コンソール、さらには拡張現実(AR)や仮想現実(VR)デバイス向けに、没入感のあるリアルタイムの2Dおよび3Dコンテンツや体験を構築、運用、成長させることが可能になります。詳細については、Unity.com をご覧ください。

将来の見通しに関する記述

この発表には、連邦証券法で定義される「将来の見通しに関する記述」が含まれており、特に Unity の計画、戦略、目的に関する記述が含まれています。「信じる」、「かもしれない」、「するだろう」、「推定する」、「継続する」、「意図する」、「予定する」、「計画する」、「予測する」、および同様の表現は、将来の見通しに関する記述を特定することを意図しています。これらの将来の見通しに関する記述は、リスク、不確実性、および仮定の影響を受けます。リスクが現実のものとなった場合、または仮定が不正確であることが判明した場合、実際の結果は、これらの将来の見通しに関する記述によって示唆された結果と大きく異なる可能性があります。Unity の業績に影響を与える可能性のあるこれらのリスクおよび追加のリスクの詳細については、Unity Investor Relations の Web サイトで入手可能な証券取引委員会(SEC)への提出書類で確認できます。本発表に含まれる記述は、発表日現在のものです。Unity は、法律で義務付けられている場合を除き、この発表日以降にこれらの将来の見通しに関する記述を更新する義務を負わず、また現時点ではその意図もありません。