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キャップジェミニとUnity、グローバル・アライアンス・パートナーシップを締結し、没入型体験 / メタバース体験活用による企業のビジネス価値向上を支援

両社は協力して、顧客の個別のニーズを満たすメタバースソリューションの設計と拡充に重要な役割を果たし、物理世界とデジタル世界の融合を促進  

August 03, 2022

【2022年8月3日、パリ、サンフランシスコ発】 – キャップジェミニと、世界をリードするリアルタイム3D(RT3D)コンテンツを制作・運用プラットフォームのUnity(NYSE:U)は協力して、世界中のあらゆる業界の企業が、没入型体験やメタバース体験がもたらすビジネスチャンスとベネフィットを得られるように支援していきます。

長年にわたり、キャップジェミニとUnityは、大手グローバル企業の多数の価値創造プロジェクトを共同で実行してきました。例えば、大手消費財企業向けには販売チームが棚スペースのレイアウトを3Dで視覚化できるインタラクティブなアプリケーションを構築し、また消防自動車メーカー向けにはオペレーター訓練用の没入型シミュレーターを開発してきました。

こうした実績からの評価・分析を踏まえて両社は、各セクターに特化したソリューションやプロフェッショナルサービスを共同で定義・実行し、顧客の個別のニーズを満たすプラットフォームを提供していきます。この新たな複数年契約のグローバル・パートナーシップ・アライアンスの一環として、以下に取り組みます。

  • アプローチや手法を定義し、キャップジェミニの「Metaverse Lab」の取り組みの一環として共同研究開発プロジェクトを実行し、将来的な仮想現実空間およびWeb3構築に共に貢献します。
  • 両社の専門知識と市場に対する知見を活用し、ビジネス開発、ソリューション開発、販売戦略の面で相互に支援します。
  • 採用やトレーニングを共同で行い、UnityのRT3D認定者を世界中に増やし、本領域におけるグローバルなタレントプールを構築します。

この新たなグローバル・アライアンス・パートナーシップでは、顧客体験や従業員体験のデジタル化により最大のベネフィットを得られるユースケースとセクターに焦点を当てます。消費財・小売、製造、ライフサイエンス、通信、メディア・テクノロジー、エネルギー・公共事業、金融サービス、公共サービスを対象とします。

キャップジェミニのCIO(Chief Innovation Officer)兼 グループ執行委員会メンバーのPascal Brierは次のように述べています。「メタバース体験と没入型体験は、当社のさまざまな業界のクライアントに無限の可能性をもたらします。顧客との感情的なつながりをが深まり、従業員体験とコラボレーションが見直され、デジタルツインを用いたエンジニアリング・製造・運用が最適化されるようになるでしょう。セクターに特化したユースケースを策定して大規模に展開するには、専門的な技術力と運用力が必要です。メタバースの主要エンジンの1つであるUnityとの提携を通じて、クライアントの真のビジネス価値を実現できることを嬉しく思います」

Unity Create SolutionsのSenior Vice President 兼 General ManagerのMarc Whitten氏は次のように述べています。「キャップジェミニとの提携を通じて、さまざまな業界でリアルタイム3Dテクノロジーの採用が加速することを嬉しく思います。Unityのリアルタイム3Dソリューションは、多くの企業を新たに、次世代インターネットのメタバースに導き、顧客エンゲージメントの飛躍的な向上を支援するものです」

リアルタイム3Dと没入型体験のグローバルリーダーであるUnityとの提携は、キャップジェミニの、顧客体験と従業員体験(CX/EX)に関する戦略・設計からフロントエンドの開発・統合までの領域におけるケイパビリティを強化するものです。キャップジェミニのグローバルな事業展開、深い業界専門知識と顧客ニーズへの理解、そして大規模なデジタル・トランスフォーメーション・プロジェクトの実行力は、Unityのテクノロジープラットフォームの成長加速を促します。また、キャップジェミニからUnityに市場トレンドや顧客インサイトが共有されることで、Unityは製品ロードマップを一層強化できるようになります。キャップジェミニのビジネスモデルと戦略策定における包括的なケイパビリティと、将来的なメタバースおよび分散型Web3の展開・拡大に有用な構成要素に関わる技術的専門知識が、両社が共同で実施するクライアントのプロジェクトにベネフィットをもたらします。この技術には、AR、VR、MR[1]、ブロックチェーン、NFT、5G・6G、AI、IoT、サイバーセキュリティを含みます。


[1]拡張現実、仮想現実、複合現実

キャップジェミニは「Metaverse-Lab」を新設し、顧客のメタバース戦略の策定と実行を支援

キャップジェミニは、Web3/メタバースの重要な基盤技術に優れた実績を持つシニア・テクノロジー・エキスパートをグループ全体から「Metaverse-Lab」に集結し、インターネット新世代における野望の実現に向けて取り組んでいます。業界固有のメタバース戦略の策定を目指しており、Unityをはじめとするパートナーと共同で、革新的かつ実行可能なソリューションとプラットフォームを開発していきます。研究開発プログラムの対象は、未来の没入型ヒューマン・マシン・インターフェースとコントローラー、メタバースによる未来の働き方、未来のデジタルツイン、未来のブロックチェーンと分散型自律組織(DAO)となります。

Unityについて

Unity(NYSE:U)は、リアルタイム3D(RT3D)コンテンツを制作・運用するための、世界をリードするプラットフォームです。ゲーム開発者からアーティスト、建築家、自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。Unityは世界で最もパワフルな、デジタルコンテンツ制作の基盤です。Unityのプラットフォームは、携帯電話、タブレット、PC、コンソールゲーム機、VR・AR向けの、インタラクティブなリアルタイム2Dおよび3Dコンテンツを作成・実行・収益化するための、包括的なソフトウェアソリューションを提供しています。2021年第4四半期において、Unityのソリューションを用いて作成・運用されたコンテンツのアクティブ・エンド・ユーザー数は、月平均39億人に上ります。Unityクリエイターが開発したアプリは、2021年で月平均50億回ダウンロードされました。詳細は、www.unity.comをご覧ください。

Unityは重要な非公開情報を開示する手段として、またレギュレーションFDに基づく開示義務を遵守するために、同社のWebサイト(investors.unity.com)、SECへの提出書類、プレスリリース、公開電話会議、公開ウェブキャストを使用しています。


[1] 拡張現実、仮想現実、複合現実