殿村 真一

Shin Tonomura
キャップジェミニ株式会社
代表取締役会長

Capgemini
アジア太平洋戦略ビジネスユニット 副CEO

Japan

Executives

キャップジェミニ・ジャパンは、日本企業のグローバル展開を後押しするという明確なビジョンのもと、めざましい成長を続けています。今回のインタビューでは、キャップジェミニ、アジア太平洋戦略ビジネスユニット 副CEO・殿村 慎一が、そのビジョンがキャップジェミニでのキャリアを考える上で、どのような意味を持つのかを語ってくれました。

「我々のビジョンは、キャップジェミニが世界で培った知識を活かし、日本企業の変革を支援していくことです。現在、日本での体制は1,400名にまで拡大し、深い専門知識と多様なバックグラウンドを兼ね備えたコンサルタントが、それぞれの分野で活躍しています。「自分の力で行動し、社会を変えたい」― という意欲を持つ若い人たちにとって、ここには無限の可能性が広がっています」

「『ビジネス』『テクノロジー』『グローバル』の3つの要素がキャップジェミニのDNAです。このうちのどれかひとつに自信があり、残りのふたつも入社後に学びたいという方を歓迎します。組織が大きくなって対応領域も広がり、国内の公共分野やクラウドネイティブといった技術色の強いプロジェクトも増えてきています。これまで以上に幅広いバックグラウンドを持つ人たちに活躍してもらうことができると思います」

「基本は『プロジェクトを通じて学ぶ』がコンサルタントの王道ですね。とはいえ、グローバルレベルでの研修体制も充実させています。eラーニングで各インダストリーやテクノロジーを学び、必要に応じて対面のトレーニングも受けられる。英語ができれば海外オフィスのプロジェクトにもアサインされますし、逆に海外から人を招いて国内で一緒にトランスフォーメーションに取り組むケースもあります。若手であっても、熱意と適性次第で多様なチャンスをつかめるはずです」

「自分のアクションで企業や社会が大きく変わっていく瞬間を目の当たりにできること。これが最大のやりがいだと思います。『自分たちが提案して実行した結果、企業や行政が新しいモデルに移行した』という成果が見えるのはうれしいですよね。また、「顧客企業の成長を強くドライブさせること」と「社会全体の仕組み作りにインパクトを与えること」を、キャップジェミニはどちらも重視しています。利益の拡大と社会貢献は両立可能ですし、そのための変革を後押しできるのが私たちの仕事です。若いうちからそうした意義を感じながらキャリアを積めるのは、大きな魅力だと考えています」

「私たちの理想は、日本人が海外プロジェクトをリードしたり、逆に海外メンバーが日本のプロジェクトを率いるのが当たり前になることです。日本という殻に閉じこもることなく、多国籍チームで社会や企業を変革できる人こそが、キャップジェミニで活躍できる人材です。だからこそ、仲間になってくれる方には「自分で何かを成し遂げるんだ」という強い思いを持ってほしい。そういう人であれば、世界中の仲間とコラボレーションできるこの環境で、多様な価値観や知見を吸収しながらどんどん成長できるでしょう」