キャップジェミニのチームは42か国にわたって分散して活動していますが、創設者であるSerge Kampfが選んだ7つの価値観をチームの全員が共有しています。この7つの価値観は弊社の文化とアイデンティティの中心であり、日常の業務において私たちを導き、鼓舞してくれます。お客様の声に耳を傾け、強引な売り込みをせず、あらゆる利益相反を申告することは、弊社が倫理的であるために行うことのほんの一部です。
2010年、弊社は7つの価値観を中心とする公式の倫理プログラムを立ち上げました。この包括的なプログラムは、弊社のように多様性のある分散されたグループの成功にとって極めて重要でした。それ以来、弊社は、最も信頼され、尊敬される世界有数の企業に贈られる「世界で最も倫理的な企業」(Ethisphere® Institute)に9年連続で選出されています。
7つのコアバリュー

誠実とは、誠実にして、高潔、かつ真直ぐであること。契約を勝ち取り、仕事を有利に運ぶための不公正な行いを完全に拒絶することです。成長も利益も独立性も、絶対的な誠実さと高潔さをもって獲得したものでない限り、何の価値もありません。キャップジェミニでは、取り引きの公明性と誠実性に関して、一切の妥協を許しません。

大胆とは、起業家としての才能と、熟考の上でのリスクテイク、そして決意表明(責任を全うするという確固たる決意)を意味します。これは競争力の源です。決定を下したり、それを強力に推し進める確固たる意思、自身の考え方や現状に幾度となく挑みつづけることを受け入れる覚悟です。大胆さにはまた、ある程度の慎重さと明確な見通しを組み合わせる必要があります。それがなければ、ただ危険なだけで、無謀になってしまいます。
信頼とは、個人とチームの双方に権限を与える意欲を意味し、実装する場所のできるだけ近くで決定を下すことを可能にします。また、社内で、他者に対し心から開放的になり、アイデアや情報の共有を可能な限り広げることを優先することでもあります。
自由とは、思考、判断、行為の独立性、起業家精神、創造性を意味します。これはまた、他者や異なる文化や習慣に対する寛容さ、尊重を意味します。つまり、約120の国籍からなる20万人を超えるキャップジェミニ・グループの不可欠な資質なのです。
楽しさとは、会社やチームのメンバーであることを心地良く思い、仕事に誇りを持つこと、優れた品質や更なる効率の探索に達成感を得ること、挑戦的なプロジェクトの一翼を担っていると感じることです。

謙虚は、素朴さであり、気取り、 虚飾、尊大さ、傲慢や高慢の対極です。素朴さは無邪気さとは違います(素朴は愚かではありません!)。これは深慮深さ、自然な謙虚さ、常識的、他人に注意を払うこと、そして理解されるために努力することです。仕事の関係において気さくであり、自然体で、ユーモアのセンスを持つことです。
チーム精神 は、団結、友情、忠誠、寛大さ、チームワークの利益を分かち合う公正さを意味します。 嵐が激しさを増す時に共通の努力を支える責任と本能的な意欲を引き受けることです。